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院長のぐぶやき「しくれのんどりーむ」

一陽来復(いちようらいふく)

2014年12月23日 |

  トレジャーと入浴、第784回。12月22日(月)冬至(とうじ)。ママ「今日は、ゆず湯だから、ママが入ったあと、すぐに入ってね」。はい、わかりました、トレジャー、ゆず湯だよ。トレジャーくん「いや~」眠そうです。そんなこと言わないで、入ろうよ。 

  ゆず湯は、本来は、運を呼び込む前に身体を清めて厄払い(やくばらい)するための禊(みそぎ)です。昔から、強い香りがする植物で邪気をはらう風習があります。

  ゆず湯に入ると、1年間風邪をひかないと言われています。ゆず湯には、ゆず=「融通」がきく、冬至=「湯治」という語呂合わせがあるそうです。ゆずには、血行を促進して冷え症をやわらげたり、身体を温めて風邪を予防する働きがあり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果もあります。香りによるリラックス効果もあるため、元気に冬を越すために大いに役立ちます。

  冬至は、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日です。日照時間が最も短くなるため、1年で最も昼が短く、夜が長くなります。

  冬至は、陽の光も弱く、この日を境に日が長くなっていくため、冬至を太陽が生まれ変わる日ととらえ、世界各地で古くから冬至の祝祭が盛大に行われます。旧暦では、冬至が暦(こよみ)を計算する上での起点となり、立冬と立春の中間が冬至で、冬の真ん中となります。

  中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が蘇ってくると考えます。冬至のことを「かげ陰(いん)が極まり、再び陽(よう)にかえる日」という意味の『一陽来復(いちようらいふく)』と言います。この日を境に、運が上昇すると考えられています。この言葉には「悪いことが続いても、回復してよい方向に向かう」という意味もあります。

  トレジャー、わかった? 湯船でパパがゆずを顔に押し付けるとあんなに嫌がっていたトレジャーくん。お風呂からあがって、ママにバスタオルで体を拭いてもらって、パジャマを着て、ドライヤーで髪を乾かしてもらう頃には、「ゆず、好き」と、ゆずを両手に持って香りを嗅ぎながら笑っています。ただ、眠たかっただけのようです。トレジャーくん、お風呂に放り込んでいたゆずを 2個、寝室の枕元の棚に置いて眠るそうです。

  『一陽来復(いちようらいふく)』の日、ひさしぶりにムッシュばんとうさんがクリニックに来てくれました。幸運を運ぶ男です。クリニック経営についてアドバイスを戴きました。ありがとうございます。患者さまが、もっと来てくださるように、が、が、頑張りま~す。 

Cyclennon  Point : 13(0)   141222    DAY    328      Heart  &   Romanticism   By   CyclennonDream  

  「一人でドライブスルー 56」。「ハッピーセットお願いします。プチパンケーキ、フライポテト、コーラ・・・」442円。カウンター越しに紙袋が入ったビニール袋を受け取って、車を発車させます。住宅街の道路に出て、徐行しながら景品が入っているか確認します。あれ、景品が入った小さな赤いビニール袋がない。よく確認した後、再び、左回りで弓場筋から国道2号線へ、ドライブスルー再進入。「あの~、さきほどここでハッピーセットを受け取ったんですが~、景品が入ってないんです」。さっきのお姉さま「失礼しました」と景品の赤い袋をすぐにくれました。お姉さまも、私の車が発車した後、気付いていたようです。ありがとう、笑顔が美しいピチピチのお姉さま。景品は・・・キノピオ・・・『一陽来復(いちようらいふく)』キノピオだ~・・・・・

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