2月23日(金)。平昌冬季オリンピック 第15日。
フィギュアスケート女子の後半・フリープログラム。宮原知子(19歳)はノーミスの演技で自己ベストを更新、メダルがとれる演技だったのですが、他の選手も圧巻の演技をみせました。残念 4位。
優勝したのは、アリーナ・ザギトワ(15歳)。真っ赤な衣装で完璧な演技でした。ショートプログラム、フリープログラム共に、基礎点が上がる後半にジャンプを集める演技構成が彼女の特徴です。疲れが出る後半に、立て続けにジャンプするためには、鍛えられた体力と強靭な精神力が必要です。これが、若干 15歳、アリーナ・ザギトワの実力です。
アリーナ・ザギトワ・・・モスクワの約1,000Km東にある工業都市イジェフスクの出身。アリーナという名前は、ロシアを代表する新体操選手だったアリーナ・カバエワに因んでいる、大ファンだった母親がつける。父親は、アイスホッケーのコーチ・・・フィギュアスケートを始めたのは 5歳・・・モスクワに移住し、トップアスリートを養成する「サンボ70」傘下のフィギュアスケートクラブ「フルスターリヌィ」(クリスタルガラスの意味)に入る・・・尊敬するフィギュアスケーターとして、イタリアのカロリーナ・コストナーとロシアのメドベージェワを挙げる・・・コーチは、引退したリプニツカヤを育てたエトゥリ・トゥトゥベリーゼ氏。ザギトワ(15歳)とメドベージェワ(18歳)は、エトゥリ氏の指導を受ける同門でもある・・・フリープログラムの曲はクラシックバレエの演目「ドン・キホーテ」衣装は赤。本人は「私が好きな色は黒と紫なんだけど、赤も似合うでしょ」・・・
フィギュアスケート、現在の採点システムでは後半にジャンプをすると基礎点が上がります。前半をジャンプなしの演技でまとめて、後半、7つのジャンプを立て続けに決めるザギトワ・スタイルが今後、主流になっていく可能性があります。フィギュアスケート界の流れを変える、新時代の新フィギュアスケート女王、アリーナ・ザギトワの衝撃的なオリンピック優勝です。
パパが好きな色は「白、桃、黄、そして青、そして、そして紫」(よ・く・ば・り)。
Cyclennon Point : 16(2) 180223 DAY 1080 heart & Romanticism by CyclennonDream
塩野七生を読もう 『ギリシア人の物語II ー民主政の成熟と崩壊ー』 ~p.90
カーリング女子。ベスト4 の対決。予選 1位の韓国と対戦。韓国は予選を 8勝1敗で通過。その 1敗は日本がつけたもの。期待しましたが、惜しい。勝てそうでしたが勝てませんでした。これが韓国の強さです。とてもいい内容の試合でした。
敗れた「そだね~ジャパン」(これ、いいネーミングですね)、3位決定戦で、明日、英国と対戦します。予選では 6-8 で敗れている相手ですが、持っているものすべてを出し切って戦ってもらいたい、目指せ、銅メダル、「そだね~ジャパン」・・・