藤田菜七子騎手 ウィメンジョッキーズW杯 優勝(ストックホルム)
2019年7月 1日
JRA中央競馬。藤田菜七子騎手(21歳)が世界の舞台で脚光を浴びました。
スワェーデン・ストックホルムのブローパーク競馬場。6月30日(日本時間 6月30日)日本代表として招待された「ウィメンジョッキーズワールドカップ」で2勝を挙げて「世界一の女性騎手」の称号を手にしました。5戦ポイント制で競われたこのシリーズ、藤田菜七子騎手は 48ポイント(6着、1着、5着、2着、1着)で総合優勝。
ブローパーク競馬場、快晴、気温24℃、絶好の馬場コンディション。海外初勝利は第2戦、64Kgを背負ってフランシスクスに騎乗。道中8番手、馬群の中で我慢しながら徐々に進出。最後の直線、残り200m、フランシスクスは菜七子騎手の鞭に応えて鋭く脚を伸ばし、前3頭を一気に差し切りました。2年ぶりの海外騎乗で海外初勝利。勢いは止まりません。トップに 3ポイント差で迎えた最終レース・第5戦(芝2100m、9頭立て、1頭取り消し)チルターンズに騎乗した菜七子騎手。果敢にハナを奪ったが、首位のラングレンに向こう正面でハナを奪われる苦しい展開。それでも諦めず、最後の直線、再び先頭に立つと渾身の騎乗で差し返しを許さず、そのまま押し切ってゴール板へ。最終レース、シビれるような騎乗で優勝し逆転総合優勝。
おめでとう、菜七ちゃん。これで世界の藤田菜七子になりました。
菜七ちゃんの次なる夢は? 米GI ブリーダーズスプリント(11月2日、サンタアニタパーク)にコパノキッキング(騙 4歳、村山厩舎)が登録手続きすることが決定しました。次なる夢は米国GI で騎乗すること。世界を制した藤田菜七子騎手、夢は実現するもの、これからも菜七ちゃんは壮大な夢を見続けます。
・・・競馬 KEIBA はロマンです・・・
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「シーソーモンスター(他1作 スピンモンスター)」(伊坂幸太郎著、中央公論新社) ~p.148