お盆前の 8月12日(月)朝、クリニック内を「デンシャ、デンシャ」と叫んで裸足で走り回って、寝転んで(クリニック内は土足可なんですけれど・・)厄払いしてくれるシクレノントレジャー号(牡 2歳)がいません。昨夕、ママと入浴後「おなかいたい」(これは怪しい? いつもの口ぐせ)発熱したため午後8時頃、 神戸こども初期急病センターを受診しました。トレジャーくんと一緒に、ママ、パパも診察室に入ったのですが、壁のアンパンマン、バイキンマン、天井のリュックを背負ったペンギンさんよりも、私の関心は電子カルテ(どこのメーカーかなあ?)。小児科の先生が慣れた手つきで楽々操作していきます。かっこいいなあ・・・泣き叫ぶトレジャーくんの世話を、ママと看護師さんに任せて、パパは座って電子カルテを眺めているだけでした。幸い軽い風邪ということで、解熱剤を 3個貰って帰ってきました。待合室の掲示板に「当センターでは診断書は発行いたしません」。初期救急だから診断書を書いてもらうために受診されたら患者さまであふれてしまうということか。「診断書を発行すれば収益あがるのに」などと考えてしまうクリニック経営初心者のパパ。だめだだめだ、悟りが足りない。
開院第5診察日、8月12日(月)「お盆前で近くの内科医院も夏季休診、だれも来ないでしょう。朝から患者さまは来なくて宅配便の配達員が来ました。T氏から胡蝶蘭のアートフラワー、D氏からも胡蝶蘭のアートフラワー、A氏から観葉植物。多くの皆さまに祝福されて幸せです。お花、観葉植物のお祝い総数が48件になりました。お花と観葉植物に埋もれて診察する、いい気分です。でもね、診察する患者さまが来ないのです。お盆ですからね。でも、やることはあります。三井住友銀行へ行って、第2診察日、第3診察日、第4診察日の売上金を入金します。さらに、AIクリニック(電子カルテ)システム保守費用8月分を振込みます。患者さまは来なくても、やることはいっぱいあるのです。スタッフに言われて「夏季休診」の掲示をしました。郵便ポストにセロテープで止めます。「うえさかメンタルクリニック夏季休診のお知らせ 《 8月13日(火) 8月14日(水) 8月15日(木)》 8月16日(金)は通常通り開院いたします」。こういう風に掲示すると、8月16日(金)に患者さまがいっぱい来そうな気がするから不思議ですね。
午後3時30分、電子カルテでお薬リストを作成していると、電話がかかってきました。受診予約の電話です。「どうぞ、いますぐ来てください」。どうしてこのクリニックを知りましたか? 「前をよく通りますので、新しいクリニックが出来たことは知っていました。それとパンフレットが郵便受けに入っていましたので読みました」。半径500m地域へのパンフレットのポスティングが有効であったということですね、ありがとうございます。それでは Jikkuri お話を聞きましょう。結局、午後4時から午後6時30分まで Jikkuri お話を聞きました。すこしは患者さまの心の安定のためにお役にたてたでしょうか。私は、いい信頼関係が築けたと思っています。よかったら、また来てください。
第5診察日、本日の受診患者数 1。ゼロでなくてよかったと考えましょう。落下傘開業のメンタルクリニックは、こんなものでしょう。ゆっくり、じっくり、じわりじわり・・・・地道にやっていきましょう。診察を終えてシャッターを閉めて、クリニック内に 1人残って、クリニック内のお花、観葉植物を独り占めしています。いい気分です。電子カルテのお薬リストは、いまだ完成していませんが、いいんです・・・・私は、毎日、いい気分で仕事をしています。こんなものです。明日、明後日は、お盆休暇です。8月15日(木)は、大阪狭山市のAO病院で外来担当です。8月16日(金)は、うえさかメンタルクリニック第6診察日です。それまで 18鉢の胡蝶蘭さん(2鉢、お嫁入りしました)、12鉢の観葉植物くん、2個の胡蝶蘭アートフラワーさん 、 3個の花アレンジメントさん、元気でいてくださいね。夜の静かなクリニック、一人独語をして自己満足しているパパがいます。
Cyclennon Point : 1(1) Heart & Romanticism By Cyclennon Dream (あっ、思い出した、タケノベルベット)