和歌山マリーナシティ・黒潮市場の名物は「生マグロの解体ショー」です。迫力満点の豪快な包丁さばきで解体されたマグロを、その場で寿司ににぎってもらって食べる、とっても贅沢です。 そのマグロ解体ショーを昨夜見たものですから、ちょっとおでかけすることにしました。パパ、気紛れです。
それでは、出発~。「和歌山マリーナシティ・ポルトヨーロッパへ行こう」の巻。
6:45 地下駐車場を出っぱ~つ、まだ日は出ていません。カーナビをセットします。距離 100.8Km、到着予定時刻は、8時20分(所要時間 1時間35分)。なにもそんなに早く行くことはないのですが、何事も、早目、早目に動くことが大切なんです。阪神高速湾岸線を走ります。日が昇り始めました、オレンジ色がきれいです。トレジャー、日の出だよ。地蔵屋の甘い食パンをかじりながら運転します、美味しい。泉佐野ICで、阪神高速湾岸線から阪和道へ。和歌山県に入りました、和歌山ICを過ぎて 7:50 紀ノ川SA で休憩しましょう。『わかやま国体 2015(紀ノ国わかやま)』そうですか、今年は和歌山県で国体が開催されるんですね。紀の川SAでゆっくりします。中に入ってテーブルに座って寛ぎます。温かいお茶、無料です、はい、飲みましょう。ママ「パン買ってくる」。地蔵屋の食パンは、2つも買ったのに、パパとトレジャーが全部食べちゃいました、ごめんね。パパ、地蔵屋の食パンを鷲掴みにして食べるの好きなんです、はい。ママ、サンドイッチ、パクパク。トレジャー、たまごケーキ(5個入り、これパンです)、パクパク。パパ、ぼんやりボーッ・・・。朝、早目のサービスエリア、なにかざわついていて活気があって、マンウォッチングしていると楽しいです。近くに、1坪程度のクッションがきいた幼児遊びスペースがあります。トレジャーが、そちらをちらりちらり見ながら行きたそうにしています。「象さん、ペンギンさんのぬいぐるみがあるよ、だれもいないから遊んできたら? 靴は脱ぐんだよ」。それでも、トレジャー、椅子に身体をもたれかけさせながら、もじもじ。こういう仕草、面白いですね、行きたければ行けばいいのにね。君はシャイだね、パパと一緒だね。やっぱり、外見はママ、性格はパパだね。後ろのテーブルに家族連れが座っています。お父さん、お母さん、幼児 2人。トレジャーの椅子の後ろの椅子に同じ年頃の女の子が座っています。座っているというより椅子に両膝をついて半立ちしてトレジャーの方を見ています。トレジャー、意識しています。ちらり、ちらり、遊びスペースを見たり、その女の子を見たり、パパを見上げたり・・・トレジャー、もじもじ・・・トレジャーウォッチングしているだけで、パパ、楽しいです。寛いで、写真パチパチ撮って、ビデオ回して、約45分間休憩して、出っぱ~つ。外は、十分明るくなっています。快晴です。
海南東ICを通過して、ママ「次の海南ICで降りるのよ」。はい、降ります。パパには、左後方に人間カーナビがついているから安心です。時々、ぼんやり運転していると、厳しい言葉が飛んできます「パパ !! 起きてるの !!」。はい、起きてます。8:53 海南ICを降りて国道42号線へ。「和歌山マリーナシティまで 5Km」と大きく表示されています。曲がって、曲がって、曲がって、曲がって、到着しました。ママ「第1駐車場に入るのよ」。はい、第1駐車場ですね。ありました、矢印にしたがって広々とした駐車場へ。料金先払い 1,000円です。自動ゲートを通過して中へ。3,500台収容の大きな駐車場です。さてどこに停めようか、こういう時は、おわかりですね。障害者駐車スペースをさがすんです。その近くに停めるのが鉄則です。入場するのに一番負担が少ない場所に障害者用駐車スペースを設置すること、これは常識です。広々とした大駐車場に車が 8台、かたまって駐車しています。車でゆっくり円を描いて現場を確認します。障害者用駐車スペースを囲むように停められています。よくわかりました、ここに停めましょう、9:00到着。神戸からどれくらいで来れたのでしょうか。紀ノ川SAでの休憩をのぞいて計算すると所要時間 1時間30分です。和歌山というと遠い感じがしますが、高速道路を使うと早いんですね。晴れていますが、外は寒いです。「ママ、トレジャーとお散歩に行っていいよ、パパは車の中で新聞読んでるから」。ママ「外、寒いからイヤッ、しばらく寝る~」。はい、わかりました。トレジャーくん、元気です。チャイルドシートのロックを解除して、後部座席から前部座席へ。あの~、運転席狭いんですけど~。トレジャー、ハンドル握って満足しています。パパ、新聞読むどころではありません。8:45 東側エントランスの金属製扉が開きました。さあ、行こう。北風吹いています、マフラーしてても寒いです。ママが、入園券売り場でチケットを買います。ここでチケットを買って、正式な開園10:00まで待つんですね。入園チケットを買う時の鉄則、わかっていますね。「JAF割引ありますか?」ですよ。はい、あります。「入園&スタンダードパス(乗物乗り放題)」大人3,600円が 700円割引、子供(3歳以上)2,700円が 400円割引です。大人2人、子供1人ですから、通常料金 9,900円が割引で 8,100円、すなわち1,800円割り引いてもらったことになります。これ、大きいですよ。右手に紫色のベルトを巻きます。10:00 入園~。
パンフレットを読みます。和歌山マリーナシティには、テーマパーク「ポルトヨーロッパ」以外に、フィッシャマンズワーフ「黒潮市場」、リゾートホテル「和歌山マリーナシティホテル」、「紀州黒潮温泉」、「海釣り公園」、「紀ノ国フルーツ村」、「ソルカサ・デル・マール」、「わかやま館」、ヨットハーバー「和歌山マリーナシティヨット倶楽部」、「和歌山セーリングセンター」などがあります。パパは 1度来たことがあります。たぶん 20年ほど前(不詳)ポルトヨーロッパを中心に博覧会が開催された時に、電車とバスで来たんです。急流すべり(ハイダイブ)が印象に残っています。
連休だというのにお客様少ないです。たぶん赤字経営なんだろうなあ、そんなことを考えながら、ゆっくり歩きます。「ママ、トレジャー、先に行って、大観覧車、乗っといで~、パパ、ゆっくり楽しみながら行くから~」。パパ、マフラーに頭を埋めながら、途中トイレ(とってもトイレ近いんです~)に寄って大観覧車(名前はWAKKA ワッカ、たぶん、わかやまだからワッカなんでしょう)に辿り着くと、ママ、トレジャーが大観覧車から降りて来ました。もう 1回乗りましょう。ママ「今度は、2台しかないシースルーゴンドラに乗るよ」。おっ、まさしくシースルーだ、下が見える、ちょっと恐い。トレジャー、喜んでいます。トレジャー「ちょっと恐い」。でもいい眺めです。海釣り公園で人々が釣りをしています。ヨットハーバーにヨットが停まっています。
アトラクション、次は何に乗るの? トレジャーくんに楽しんでもらうために来たんですから、トレジャーくんが乗れるものに乗ります。「アラビアンメリー」象さんの背中に乗って、南の国へレッツゴー。「アニマルランド」森の中に動物がいっぱい、ライオンなどの乗り物に乗って森の仲間に逢いに行こう。ママと一緒に乗り物に乗って、トレジャー、ハンドルを握ります、嬉しそう。「メリーゴーランド」乗る人を夢の世界へ誘うファンタジックライド。次は「ハニーハッチ」だよ。トレジャーくん「これイヤッ」。パパ「どうして? これ楽しそうだよ。ママも同感。乗ろう、乗ろう・・・はい「ハニーハッチ」キュートなハッチの背中に乗って、ハニーポットのまわりを軽快に飛び回ります・・・これ失敗でした、トレジャーくん、大泣きです・・・はい、失敗。機嫌直しは、これしかない「アンパンマン ハッピースカイ」アンパンマンたちのゴンドラに乗って、ゆっくりと空中散歩が楽しめます・・・トレジャー、浮き浮き、ニコニコ。「カフェシナモン」人気のかわいいキャラクター・シナモンのティーカップがステージ上でリズミカルに回転します。アトラクション 7つ乗って満足。さあ、一番のお楽しみに行きましょう、本日のメインイベントです。
実は、ポルトヨーロッパに来て初めて知ったんですが『鉄道模型フェスティバル』が開催されていたんです。ここで、初めてトレジャーくんに伝えます。トレジャー「行く~」。トレジャー、浮き浮き、らんらん、とたんに歩くスピードがあがりました。もう入れ込んで(競馬用語)います。トレジャー、落ち着いて、ゆっくり、ゆっくり、入れ込んだらかえって競走能力が落ちるよ。それでも、ママとトレジャー、すたすた行っちゃいました。パパ、ゆっくりと、急流すべり(ハイダイブ)のバシャッをビデオに収めて会場に向かいます。
『鉄道模型フェスティバル』鉄道模型の車両やジオラマの展示、鉄道グッズの販売コーナー・・・。和歌山の鉄道といえば、猫の ”たま駅長” で有名な和歌山電鉄(正式には電鉄の鉄は旧漢字です)。おもちゃ電車、いちご電車、たま電車が走っています。他には紀州鉄道があります。残念なのは、惜しまれながら廃線となった有田鉄道、野上鉄道。野上鉄道は、1994年3月31日で廃線になったそうです。「和歌山マリーナシティ・鉄道模型フェスティバル in ポルトヨーロッパ」いい勉強になります。鉄道模型が並んでいます。トレジャーとママはどこにいるのかな? いましたよ、奥の柔道場のような広々としたスペースに「プラレール遊びコーナー(無料)」がありました。靴を脱いで上がります。トレジャーくん、パパが来たことに気付かないくらい没頭しています。ママと一緒に組み立てた 8の字型のプラレール線路で500型新幹線・モザイク連結 6両を走らせています。この姿勢、なんと表現したらいいんでしょうか。マットに頬を擦り付けるように、横たわるように、芋虫のように、右手で時々、車両を触りながら、線路の上を走る連結した500型新幹線にキスをするかのように・・・とにかく、熱中して没頭しているんです。幸せな子です。ママは、近くに座って呆れて眺めています。空いています。プラレールを組み立てて子供を遊ばせている家族連れは、僅かに 4組だけ。「プラレール遊びコーナー」広々しています。暖房が利いた絶好の環境下で、トレジャーくん、夢の世界を楽しんでいます・・・
結局、予想通り 11:30~13:45 約2時間15分、ママに手助け(ママ、プラレール組み立てに関しては天才です、すいすいすいです、パパ、駄目です)してもらいながら、空腹も訴えず、トレジャーくん、遊び続けました。その間、パパは壁にもたれてポルトヨーロッパのパンフレットを熟読、ママは抜け出して外で軽食。平和な時間が経過しました。
やっと、トレジャーくん、満足しました。ママ「〇〇〇、そろそろ帰ろうか、おじいちゃん、おばあちゃんの家に寄って、昨日買った自転車に乗っているDVD(ビデオをDVDに焼き付けたもの)を一緒に観ようか?」。トレジャー「うん、観る」。トレジャーくん、ママとお片付け。すたすた歩いて、お靴を履いて、ちょっと鉄道グッズ販売コーナーを覗いて、さあ、帰ろう。
帰りの車中。パパ、運転しながら後部座席チャイルドシートのトレジャーに声をかけます「今日は、和歌山市のポルトヨーロッパに行きました」「ねえ、〇〇〇、今日、どこに行きましたか?」。トレジャー「わかやましのポルトヨーロッパ」。はい、そうですね。パパ、何度も繰り返して、トレジャーに憶え込ませます。トレジャーくん、ちゃんと覚えました。
トレジャーくん、最近、賢くなってきました。わかっていて、わからないふりをするんです。パパ「ねえ、〇〇〇、今日、どこに行ったの? 和歌山市の・・・」。トレジャー(ニコッと笑って)「あのね~、おっぱいどろっぱ」行った。パパ「ポルトヨーロッパ」。トレジャー「あのね~、あのね~、おっぱいどろっぱ、おっぱいどろっぱ」。パパ「和歌山市のポルトヨーロッパ」。トレジャー(げらげら笑いながら)「おっぱいどろっぱ~」・・・(おませな子です、オッパイという言葉がお気に入りなんです)・・・
やっぱり、パパ似です、言語新作しています???
Cyclennon Point : 0(0) 150111 Heart & Romanticism By CyclennonDream
塩野七生を読もう 『皇帝フリードリッヒ二世の生涯』(上巻) ~p.68
1月11日(日)大相撲初場所が初日を迎えました。初日の懸賞本数はなんと130本。日本相撲協会に残る資料によると、初日としては歴代最多となるそうです。 「白鵬が優勝回数新記録33を達成するか?」「遠藤、逸ノ城の活躍は?」関心が高い初場所です。白鵬はなんと50本の懸賞を受けて危なげない横綱相撲を取りました。栃煌山を突き落して余裕の勝利です。初日注目の一番は、遠藤VS逸ノ城。初顔合わせになったこの一番、遠藤が寄り切りで完勝しました。パパ、遠藤を応援しています。早く横綱になって下さい、遠藤さん。
第1回京都競馬第4日第11レース・第49回シンザン記念(芝・1,600m、GIII)。武豊騎乗グアンチャーレが後方追走からレースを進め快勝しました。まだ 4日しか経過していませんが、今年は武豊騎手、好調です。パパ、武豊騎手を応援しています。